「あじさいの家」ではだいたい毎年、事業所を利用しての宿泊訓練を行なっています。自宅を離れて、あじさいの家での宿泊です。始めは自宅を離れて泊まるということにドキドキしていた利用者さんもご家族も回数を重ねるごとにだんだん慣れてきたようです。
普段と違う環境で眠れない、落ち着かない利用者さんも随分と減り、仲間や支援員と泊まれることを楽しみにされている方も多くなりました。やっぱり経験って大切ですね~。
私たち支援員も利用者さんにどんな宿泊訓練が必要なのか、利用者さんの将来につながるように取り組んでいます。弁当を買いに行ったり、グループホームの見学に行ったり、料理をしたり、2泊してみたりと知恵を絞り、毎年活動を考えています。
今年は班の仲間と協力しようというテーマで、班ごとに話し合いながら夜を過ごしてもらっています。夕食は地域のレストランへ出かけますが、どこの店に行くかは利用者の皆さんが話しあって決めています。
朝食は財布と相談しながら、パンにしたり、モーニングセットを食べに行ったりとそれぞれです。
風呂掃除や布団敷きも経験が生かせる場面ですねー。
今年もぼちぼち終わりを迎える宿泊訓練ですが、この経験を次は研修旅行に活かしましょう!