育成会ヘルパーステーションでは、障がいのある方やご高齢の方々に「入浴介助サービス」を行っています。これはご自宅のお風呂で、ヘルパーの手伝いを一部受けながら入浴するというサービスです(ヘルパーはTシャツ・短パンに着替えます)。
時間は 1回60分というのが一般的で、週に1回~3回といった利用方法です。
気になるサービスの中身は・・・・・・
●入浴前の健康チェック(血圧、体温など)
●トイレ誘導
●着替えの準備
●脱衣
●洗髪・洗身
●浴槽に浸かっている時の見守り
●身体拭き上げ
●着衣
●水分補給
●浴室片付け
・・・・・・上の10項目が主な支援内容になります(同性による介助です)。
利用を始められる方のきっかけや目的は・・・・・・・
●家族が手伝うことを本人が拒む
●将来1人で入浴できるようになってほしい(なりたい)
●家族に異性しかいないので手伝いにくい(父と娘、母と息子など)
●親が高齢になってきて、入浴を手伝うには身体の負担が大きくなってきた
●1人暮らしなので、1人で入浴するには不安が大きい
・・・・・・など、そのご家庭によって様々です。
4年ほど前よりご利用頂いているご利用者(28才男性)のお母さんに、入浴についてお話しをうかがいましたら、
『本人が二十歳過ぎた頃から母親の私のことを拒否するようになったので、父親が代わって手伝うようになりました。しかし家族だとつい手伝い過ぎたり、逆に急かしたりしてしまいますが、ヘルパーさんは根気よく本人ができることを見守り、できそうにない時は一部手伝いをしてくれて、今では入浴の手順を本人も自覚し、ヘルパーさんが来る日は着替えを準備して待っているようになりました。できる限り今後も続けていきたいですね。。。』
・・・・と、とてもありがたい言葉をいただきました。
ヘルパーステーションは、ご自宅での生活の一部を支援させて頂く、生活に密着したサービスを提供しています。
ご自宅の中での支援になりますので、できるだけそのご家庭のご都合や意向に添った支援ができるよう、今後も務めていきたいと思います