新型コロナの感染も収束とまではいかないまでも、やや落ち着きを見せてきた昨今、徐々に以前の日常を取り戻しつつあります。コロナ感染の懸念もあり出動する機会も少なかった「長崎よかよか隊」も少しずつお声掛けいただくようになりました。
長崎県下のすべての公立学校では5月から7月の一週間を”長崎っ子の心を見つめる教育週間”として、それぞれの学校で生徒がいのちの大切さを考える活動を行っています。この期間の研修として今回初めて諌早市の小学校にお声掛けいただきました。小学校の生徒を低学年・高学年に分けて2時間公演させていただきました。初めての小学生を対象とした活動ということで先駆的な啓発キャラバン隊でもあり長崎よかよか隊の師匠でもある”ひろしまあび隊”を参考に、新たに小学校低学年向け・高学年向けプログラムを作成しました。当日は自分と他の人との違いを認め、相手の立場に立って考え行動してほしいとの思いでプログラムを進行しました。参加された小学生の皆さんは質問にも元気に積極的に答えていただき、こちらも楽しくスムーズに進めることができました。
小学生の時から苦手なことや困難さを抱えて生活している障害のある人へ関心を持ち、理解してもらう取り組みはひいてはいじめをなくす一歩につながるかもしれません。”自分のことも人のことも大切に!”いのちの大切さを考えることにつながる経験になればと願った2時間の活動でした。 (Saya)