「短期入所(ショートステイ)」ってどんな感じ?

つい先日まで、雲仙の紅葉が綺麗だと言っていたのに、もう街中では、クリスマス一色ですね。みなさん風邪などひかれないようお気を付けくださいね。

今回の定例会のテーマは、グループホームの所長にも参加していただき、「短期入所(ショートステイ)について」おしゃべりしました。

 みなさん関心が高くいつもより多くの方に来ていただけました。短期入所を実際に使っている方、契約だけしている方、まだこれから契約しようと考えている方など様々でした。利用の仕方もそれぞれで、ご自分の怪我や家族の病気など必要に迫られ利用した方、親や家族のレスパイト(休養)や兄弟姉妹の行事や出産などのため利用した方、先々の事を考え家以外での生活に慣れさせるために利用している方などがありました。

 ご利用の方の中には「家で過ごすのと同じような状態に近づけるため、こだわりの携帯テレビ、ラジカセ、地図などを持ち込み大荷物になる。」「本人は気乗りしなかったが、本人のためと思い月に一回のペースで利用していた。慣れるにしたがってこだわりが出るようになり、連絡帳のやり取りで細かく報告されることが親の負担にねってしまい、今はあまり利用していない。」という方もいらっしゃいました。

 ご利用の日中事業所が運営している短期入所を平日に事業所と連携して利用している方もいました。事業所での作業が終わると、ショートステイのホームへ帰り、次の日そこから事業所へ行くという感じです。こんな利用の仕方は、仕事の続きという意識があるのか、案外スムーズにいっている方が多かったようです。

 グループホームの所長の「親亡き後の事を考えると、グループホームが空いたらすぐ入れなければと焦るかもしれないが、親の会や障害福祉サービスの事業所などどこかと繋がっていれば何とかなる」という言葉に、みなさん安心されたようでした。

親の会など、何かに所属することを面倒に感じる方もいらっしゃいますが、どこかに繋がっていれば我が子のためにも安心かもしれませんね。

 

次回の定例会は、12月13日(木)10:00~12:00 ハートセンター(社会適応訓練室)にて、「親心の記録」の第4回目を行います。今からでも、参加出来ます。みんなで、話しながら記入していきましょう。みなさんの参加お待ちしています。