6月になり梅雨入りも目の前に迫ってきました。でも、気分は晴れやかに過ごしたいものですね。
さて、5月28日(月)13時より「定例会」を開催いたしました。
今回は、「自分らしく生きる」をテーマにおしゃべりをしました。
まず親である私たちが、「これまでやりたいことをやってきたか?これからどんなことをやってみたいか?」という話から「自分らしく生きる」ことを考えてみました。
実際に、子育てをしながらやりたいことをするのは難しいものです。他にも、家族のことやあきらめてしまったこともあるでしょう。また、年をとってくるとやりたいことを考えるより先に、意欲が薄れたり体がついて行かず、このままでいい・・・と思われるようです。それならば、家族を含めた今の現実を受け入れて、その合間で楽しみを見つけ、少しでも好きなことができるようになるといいですね。
では、障害のある子どもたちは自分らしく生きているのでしょうか?
前回に引き続き、全日本手をつなぐ育成会の会誌「手をつなぐ」より、障害のある人の「自分らしい暮らし」の記事を参考にしました。
「どこで、誰と、どんな暮らし」を望んでいるのか、障害があるからわからないだろうと、親が勝手に判断してしまったり、無意識に親の都合に合わせて誘導してしまうかもしれません。きっと決められないだろうではなく、本人が選び・決められるような支援が必要だと思います。本人の希望として、将来はずっと住み慣れた家で家族といたい、仲間と暮らしたいという声を聞くと、叶えてあげたいと強く思います。しかし、突然両親が亡くなったり、経済的な理由で住む場所が選べなかったりとか、他にもさまざまな多くの問題があるようです。
これから福祉サービスを利用されるすべての人たちに、個別支援計画が作成されます。そこには、親の気持ちも反映されるようです。住まいに限らず、本人の意思が取り入れられるような支援が望まれます。親子で、それぞれにとっての「自分らしい生き方」を考えるきっかけとなり、できることから一緒に始められるといいですね。
定例会では、現在グループホーム十人町の見学を計画しています。決まりましたら、定例会や定例会のご案内でお知らせいたします。
<6月の定例会>
6月26日(火)10:00~12:00 育成会タイムケア事務局(茂里町電停前ローソン2F)にておこないます。
みなさんとおしゃべりできるのを楽しみにしています。 〈 センター事務局 森田 )