毎日厳しい暑さが続いていますね。室内でも熱中症になるといわれていますので、くれぐれもお気を付けてお過ごしください。
7月18日(木)13時より「成年後見制って?」というテーマで、定例会を開催しました。
「成年後見制度」という言葉を聞かれたことがある方は多いと思いますが、制度の内容がよくわからないとか、手続きが難しそうだと思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、「親のための成年後見ハンドブック」(*下記参照)を参考に、『わが子に成年後見は必要か?』や『あなたの後見人適正度チェック』の設問に答えながら、参加された皆さんと一緒に考えてみました。
日常的な買い物など、本人ができることはあっても、金銭管理やサービスを選んで契約をすることなど一人では難しく支援が必要であることに改めて気がつきました。それでも、親が元気でいる間は、本人のできないことを親が代わりにやっているので、後見人をつけなくてもすぐに困ることはないので大丈夫だろうと思われているようでした。しかし、親亡きあと、親の代わりを誰にお願いしたらいいのだろうという不安は大きいもので、特に親が高齢であったり、きょうだいがいない方などの悩みは深刻のようです。 後見人には、親・きょうだい・親戚・または第三者のいずれもなることができますが、どのような人がふさわしいのかじっくり考えてみる必要もありますし、後見人制度を利用する時のメリットやデメリットを知ることも大事なことだと思います。
次回の定例会では、長崎市育成会が顧問契約を結んでいる行政書士の立山さんにわかりやすく説明していただき、成年後見について話し合ってみましょう。い
ざという時にあわてることがないように、制度について知ることで、少しずつ心の準備をしながら安心へ繋げられるといいですね。
*「親のための成年後見ハンドブック」・・・親にもしものことがあったとき、子どもが困らないために、親が、子どものこと、親自身のこと、社会のことについてもよく知り、子どもがよりよい人生を歩んでいくことができるように考えるためのもの (「全国育成会ネットワーク」事務局 発行)
<8月以降の定例会>
8月23日(金)10:00~12:00 場所:ハートセンター5F 社会適応訓練室(茂里町)
9月17日(火)13:00~15:00 場所:育成会タイムケア事務局(茂里町電停前ローソン2F)