メディカルチェック

11月に入り、やっと秋の気配が感じられるようになってきました。 これから、気候が変わりやすい時期となりますので、風邪などひかれませんように気をつけてお過ごしください。

10月16日(水)10時より「障がいのある人の余暇活用と健康」というテーマで定例会を開催し、健康について気になっていることや、普段から気をつけていることなどを伺いながら話をすすめていきました。

子どもが体の痛みを訴えていた時に、どこがどのように痛むのか具体的にわからないまま症状を悪化させてしまったという方がいらっしゃいました。もし、早いうちにわかっていたら軽症で治療ができていたのにと悔やまれたようです。

会誌「手をつなぐ」(全日本手をつなぐ育成会発行)にも、書かれていましたが、知的障害のある方は、体調不良を説明するのが苦手だったりすることで、外見ではわかりづらい病気が深刻化したり、一般的には軽くてすむような病気でも重症化しやすくなるといわれています。また、病院へ行くことや診察・治療が苦手なことも影響しているようで、不安を軽くするような方法を考えておくことが必要かもしれないですね。

学校を卒業してしまうと、運動する機会が少なくなり体重が増えて困るという方も多いようです。子ども自身が、体重管理のために食事のメニューを考えたり、運動をすることが難しいため、親が太らせないように運動をさせたり、間食にも気をつけていらっしゃいました。また、体重計で体重をチェックしたり、事業所でおこなわれている健康診断後は、 本人が自分の体について考えるきっかけになっていくかもしれませんね。

毎日の食事や運動も、健康な体を維持するために深く関わっていることを改めて感じることができた定例会でした。

 

<11月以降の定例会>

11月21日(木)13:00~15:00

12月20日(金)10:00~12:00

場所:タイムケア事務局(茂里町電停前ローソン2F)にておこないます。