12月に入り、今年も残すところあとわずかとなってしましました。師走というだけで、気持ちがあせってしまいますが、あわただしく感じるときにこそ心や体がリラックスできるような楽しみがほしいですね。
11月21日(木)13時より定例会を開催しました。
今回は、親が障害のある我が子に対して、やりたいことがあるのに無理だからといってやめさせてしまったことやそう思ってしまうのはなぜなのかなど、チェックシートを使って話をすすめていきました。
子どもが、一人で買い物や調理などをやりたいと言った時に、やめさせてしまったという方がいらっしゃいました。それは、失敗したときに混乱したりやる気がなくなってしまうのではないか、やり方を覚えさせるとお金の使い方や包丁や火の扱いなどどんどんエスカレートしてしまうのではないかといった親の不安が影響していました。また、やりたいことに付き合うだけの時間や気持ちの余裕がなかったり、やり方を教えるのが面倒、やらせても二度手間になるからといった親の都合で経験する機会を奪うこともあるようです。一方、やってみたのに出来なかったとか、子ども自身が初めてのことや慣れないことに不安があり、新しいことに取り組みにくいといったこともありました。
「そんなのムリ!」と思っていることも、事前に準備をして工夫しながら経験を重ねることで、できることが増えていくのかもしれませんね。親だけでなく、支援者の力も借りながら取り組むことができると、さらに可能性も広がっていきそうです。
親も気持ちに余裕を持ちながら、子どもたちのチャレンジを見守ることが必要なのかもしれません。失敗から学ぶこともあるので、上手くいかないことがあっても、次につながるように応援していくことが大切ではないでしょうか。できることが増えることで、子どもたちの生活がより豊かになっていくといいですね。
<12月以降の定例会>
12月20日(金) 10:00~12:00
1月20日(月) 13:00~15:00
2月18日(火) 10:00~12:00
3月19日(水) 13:00~15:00
場所:タイムケア事務局(茂里町電停前ローソン2F)にておこないます。