日中は日差しも強く汗ばむ陽気が続いていましたが、この数日で急に冷たい風が吹き始め秋の深まりを感じています。
１０月の定例会は、いつもと趣向を変えて「長崎さるく」を計画しました。長崎には、毎日多くの方が観光に訪れていますが、地元に住んでいると観光スポットとは気づかずに通り過ぎてしまっていたり、いつでも行けるからという気持ちがあると、ゆっくり観てまわる機会もあまりないのではないでしょうか。そこで今回は、キリシタンの歴史についても触れながら「長崎はローマだった」というコースをさるいてみました。
当日は、雲一つない青空で絶好のさるく日和となりました。まず「日本二十六聖人殉教地（西坂公園）」からスタートし、お寺や教会などの建造物を間近に見たり、その土地の歴史を知ることでさらに興味がわき、参加された皆さんの足取りも軽やかにすすんでいきました。
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急な坂や階段を上がり、お寺の境内に入ると街中の騒々しさとは一転して静かな空間が広がり、あちらこちらに歴史を感じるたたずまいがありました。皆さんと「さるく」を楽しみながらおしゃべりしていると、今度は別のコースにも行ってみたいという声が聞かれ、異国情緒たっぷりの長崎の良さを見直すきっかけになったのではないでしょうか。
また、さるくコースの最後に訪れた中町教会のチャペルでは、結婚式がおこなわれており、お二人の新しい門出に立ちあうことができ一緒に祝福させていただきました。爽やかな秋の一日、心地よい疲れとともに幸せな気分を味わうことができた定例会でした。普段は、仕事や家事などにおわれながら過ごしている時間も、たまには自分のために使うことでリフレッシュできるといいですね。
＊長崎さるく「長崎はローマだった」コース
日本二十六聖人殉教地（西坂公園）→ 聖フィリッポ教会（西坂教会）→ 本蓮寺→ 福済寺→ 聖福寺→ 迎陽停跡→ 田中旭栄堂→ 西勝寺→ 中町教会
＜１１月の定例会＞
１１月１２日（木）１０：００～１３：００（調理と会食）
場所：茂里町ハートセンター５Ｆ 調理室
「食欲の秋！作って食べよう！！」 調理師さんにご指導いただきます。