長崎県手をつなぐ育成会が開催している知的障害理解啓発研修会が開催され、当会の理解啓発キャラバン隊「長崎よかよか隊」の4名が出動しました。3年に渡り県内を巡る研修会も最終年を迎え、今回の西海市は壱岐に続き今年度2か所目となります。コロナの感染状況が読めない中、実施当日までハラハラが続きますが、今回は長崎県内も感染者ゼロが続き少しばかり安どの中での出動となりました。
疑似体験終了後、「自分の子育てを振り返って反省させられる部分があった。」というお父さんや「自分の障害のある兄弟のことを長く人に打ち明けられなかったが、伝えてからは気持ちが軽くなった。」という学校の先生のお話もありました。また「障害のある人はたいへんな思いをされていることは理解できたけれど、自分としては何もしてあげられることはないと感じた。」という率直な感想には言葉が詰まりましたが、「何もできなくてもいいので、たいへんなんだなという思いで見守ってほしい。」とお願いしてこの日の活動は無事終了しました。西海市育成会のみなさんや会場となった西海市の社会福祉協議会のみなさんにはお世話になりました。ありがとうございました。
後日いただいたアンケートにはたくさんの温かい感想や励ましもあり、また頑張ろうという気持ちにさせていただきました。次は1月末に五島に出動です!