「孤立死」

まだ5月だというのに、夏のような暑さが続いていますね。気候の変化には十分お気を付けください。

4月27日(金)10時より定例会をおこないました。

「孤立死」・・・新聞・テレビなどでも報道され、みなさんの記憶にも残っている事件ではないでしょうか。全日本育成会の会誌「手をつなぐ」で取り上げられた記事をもとに、参加者の方々と一緒に考えてみました。

何らかの形で、社会とのつながりがあればよかったのに・・・と悔やまれますが、核家族になってしまい、ご近所との付き合いが薄くなっているのは事実です。今後、このような痛ましいことがおきないようにするためにも、福祉サービスを利用したり、連絡を取り合えるような仲間作りができるといいですね。

障害のある人や家族は、不安を持ちながらも「知られたくない」「関わりたくない」などの思いもあると思います。地域とのつながりが持てるように、障害に対する理解がさらに深まるような働きかけも必要です。日頃から、周りとの関わりをもち準備をしていたとしても、いざという時や自分が年をとって考えが及ばなくなってしまった時などは「どうなるのだろう?大丈夫だろうか?」と心配は尽きません。育成会としても、相談支援に力を入れていますが、もっと身近に感じられるような存在になっていかなければならないと痛感しました。

今回の事件は「他人事ではない」という参加者の皆さんの思いが強く感じられた定例会でした。

「孤立死」について、今月発送の「あじさい98号」 でも特集していますので、ぜひ読んでいただいて、ご意見や、ご感想をお寄せください。

これからも、問題になっていることや話題になっていることなども取り上げていきたいと思います。

 

<5月以降の定例会>

5月28日(月)13時より 

6月26日(火)10時より

育成会タイムケア事務局(茂里町電停前ローソン2F)にておこないます。

皆さまお誘いあわせの上、おしゃべりにいらしてください。お待ちしています。 (センター事務局  森田)