先日の梅雨明けと同時に、セミがいっせいに鳴き始めました。今年の夏も暑くなりそうですね。これから熱中症などには十分お気を付けください。
6月19日(水)10時より「伝えておきたいわが子の将来」をテーマに定例会を開催しました。
前回までは「伝えておきたいこと」について、子どもの現状を項目ごとに記入しながら必要な支援を考えてみました。
今回は、親が子どもに関われなくなった時や将来どのように暮らしてほしいかを考えながら「住まい・余暇活動・金銭管理・成年後見制度など」について、記入していただきました。
「住まい」については、これまでの定例会でも皆さんの関心がとても高く、グループホーム・ケアホームで暮らしてほしいと考えられている方が大半であり、生活面や金銭管理なども安心できると思われているようです。ヘルパー利用をしながら一人暮らしをされている方もいらっしゃいますが、将来的には、もっと住まいの場の選択肢が広がるような支援があるといいですね。
日頃は、休みの日の過ごし方や食事のメニュー選びなど、親がその場に応じて本人に選ばせている方が多く、これからも同じようにさせたいと思っていらっしゃいます。しかし、選び方にこだわりがあったり体調面への配慮がいる時などは支援が必要となり、それを具体的にどのように伝えておけばいいのかと悩まれることもありました。
金銭管理や成年後見制度など、きょうだいや親戚を頼りにしたい思っていても、ひとりに負担がかかってしまうようではお願いできないものです。いつでも相談できるような仲間や場所や、きょうだい同志のネットワークなどがあると心強くなり、不安も軽減されそうですね。
本人の意思が十分尊重されるように、さらによりよく本人を理解してもらえるための手がかりを残しておくことは大事なことであり、親の思いを伝えられるように少しずつ準備を始めてみてはいかがでしょうか。
<7月の定例会>
7月18日(木) 13:00~15:00
場所:タイムケア事務局(茂里町電停前ローソン2F)にておこないます。