今年の夏は、各地での猛暑や台風などでの被害が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。体調管理や災害等の備えにも気をつけられ、この夏を乗り切ってくださいね。
7月23日(水)13時より定例会を開催しました。
6月の定例会では、ケアホームを見学させていただき住まいの場の一つとして身近に感じることができました。その後、実際に短期入所を利用された方もおられ、自宅以外での生活を体験されたようです。
今回は「ライフビジョンシート(*下記参照)」を使い、生活や日中活動などについて今の状況とこれから先どうなっていてほしいかを比較しながら、必要なサービスについても考えてみました。
これから先の見通しとして10年後を想定したところ、参加された方の多くは今と変わりない生活をしているようだと思われていましたが、話をしていく中でパターン化している生活は安定しているがこのままでいいのだろうかとも考えられたようです。年齢を重ねるごとに変化を受け入れることが難しくなっていくようなので、親離れ・子離れについてもその時期やきっかけ作りの必要性を感じました。
現在の制度では、65才になり介護保険の認定がおりれば介護保険サービスへ移行するため、今使っている障害福祉サービスが使えなくなります。その時になってあわてることがないように、サービスについての情報を得たり使い方を少しずつ見直していけるように相談できる場所や親同士のつながりも大事なものになってくるのではないでしょうか。本人にとって、よりよい生活ができるように今から将来を見通していけるようになるといいですね。
*ライフビジョンシート・・・家族支援プログラムの中の点検ワークの1つであり、それぞれの項目に現在の状況とこれからの見通しを記入する用紙。①住む(一人暮らし・グループホーム・ケアホーム・家族同居・入所など)②働く・生きがい作り(学校・日中活動など)③余暇・社会参加(放課後・休日など)④所得保障(手当・年金・賃金など)⑤権利保障(成年後見・権利擁護など)⑥医療保障(訪問看護・医療機関との連携)⑦家族援助・緊急時支援(ショートステイ・レスパイトサービスなど)⑧相談支援(ケアマネジメント・相談機関)
<8月以降の定例会>
8月9日(土)13:00~15:00
場所:タイムケア事務局(茂里町電停前ローソン2F)にて
*初めての土曜日定例会です。 皆さんのご参加をお待ちしております。