7月6日(土)13:00より、原爆資料館ホールにて、平成26年度定期総会が開催されました。テーマを「地域で自信をもって生きる~障がいのある人たちの可能性を信じて~」とし、295名の本人や会員、職員の参加がありました。
今年は役員改選の年でもあり、総会に先立ち第11期の役員紹介が行われ、3期目となられる谷理事長を含む9名の理事と2名の監事がそれぞれあいさつされました。
総会では、理事長あいさつに続いて、法人本部事業報告等、啓発事業報告等及び決算報告があり、その後、谷理事長より第3次育成会地域福祉5ヵ年計画中間報告がありました。相談支援事業所「いんくる」、「ケアホーム三京」の設置、ジョブコーチの配置に続き今後は「GH六じぞう」移転、「あじさいの家」「陽香里工房」「ケアホーム三京」増築など着々と地域資源として育成会の役割が広がっていることを感じる内容でした。
そして、今年の総会のテーマの「障がいのある人の可能性について考える」では、運営協議会本人活動担当の職員による報告や本人による「みんなで知る見るプログラム」のワークの発表がありました。
中でも「障害ってどんな感じ?」のワークでは「色で言うと赤と青。手帳の色だから。形で言うと丸です。みんなが手をつないでいる感じだから。」など、会場の皆さんもなるほどと感心するような意見が出ていました。家族や支援者が感じた「ファシリテーター養成講座」や「知る見るプログラム」に参加した本人たちの変化について「以前よりこちらの話に耳を傾けてくれるようになった。」「前向きになった。」などという報告もあり、本人たちの可能性を感じさせるような内容となりました。
育成会では平成28年度育成会九州大会(長崎大会)の本人大会に向けて、ファシリテーター養成講座や「みんなで知る見るプログラム」を活用して、本人の発言力・発信力・表現力を高めてもらいたいと願っています。