長崎市手をつなぐ育成会の1年は『新年親子の集い』から始まります。
今年で49回目を数えるこの恒例行事は、1月9日、長崎市障害福祉センターの3F体育室で行われ、本人、保護者、職員、来賓を含め443名の参加がありました。年々、参加者が増え、会場は1月であることを忘れるほどの熱気に包まれました。
式典では、理事長がケアホーム三京2号館(仮称)建設や本人活動支援への熱い思いを語られ、「地域で障害のある方たちが普通に暮らすために、いろいろな合理的配慮により世の中が変わり、本人の意思を尊重した誰もが平等で共に手をつなぎながら生きていける共生社会となるよう、自分たちの持てる力を精一杯発揮したい。」と挨拶されました。来賓のみなさんからも言葉をいただき、さる年生まれの代表の皆さんが今年にかける思いを発表されました。
新年らしい華やかな横断幕は 本人講座「書道教室」のみなさんの作品です。 |
式典が終わると、かとうフィーリングアートバレエのみなさんが華やかなダンスを披露してくださり、最後には本人たちもステージに上がり会場が一体となって盛り上がりました。その後、各事業所や職員の歌やダンスなど趣向を凝らした出し物が披露され、進行も本人の代表2名が行いました。職員の出し物「四代目J Soul Brothers」が登場すると、聴きなれた音楽にじっとしていられない様子で、後半はステージに上がり、ランニングマンで大盛り上がりでした。そして最後はお待ちかね、ドキドキわくわくの抽選会です。お菓子や食品の詰め合わせ、商品券などたくさんの景品を前に、自分の名前が呼ばれないかとステージを見つめる目は真剣そのものでした。
たくさんの参加者で会場は熱気むんむん | 今年の理事長賞は「ホテルのケーキバイキングペアチケットお土産付き」でした。 |
「残念ながら当たらなかった人は、まだまだこれからいいことがあるということで、また一年元気に過ごしましょう。」という言葉で締めくくられ、「新年親子の集い」は賑やかなうちに終了しました。
その後は場所をホテルに移して「新年会」が行われ、本人、保護者、職員など110名が参加し、おいしい食事や飲み物をいただきながら、イントロクイズなどの余興で楽しい時間を過ごしました。
みなさん、今年もよい1年にしましょう