桜の開花宣言が待ち遠しい時期になりましたが、まだまだ吹く風は冷たい日が続いています。季節の変わり目のこの時期、体調を崩さないよう気をつけたいですね!
1月の定例会では、実際に親族の方を見送られた経験をお持ちの方々にお話を伺い、エンディングに伴う煩雑な手続き等を中心にした話し合いをしました。先月の定例会では終活セミナーを開催されている専門家の方をお招きし、具体的なお葬式の話から、自分らしいエンディングを迎えるために何をすればいいのか教えていただきました。
そして今回は終活の第3弾として、自分がいなくなった後、障がいのあるわが子を誰に託し、どのように生活してほしいかなどの話し合いをしました。参加者のほとんどが本人の支援に必要な情報収集、または年金手帳や受給者証の更新手続きのことなど、母親がその全てを一手に引き受けてしまっていて、もし自分(母親)に万が一のことがあったら、「障がいのあるわが子はどうなるのだろう」という不安は参加者全員が共通のものでした。そこで一般社団法人日本相続知財センターから寄贈していただいた「親心の記録」というノートを使って、話し合いを進めました。このノートは、親亡き後に支援者の方にわが子のことを知ってもらい、安心して人生を全うできるようにと、わが子のことを記すために作成されたものです。実際に参加者の皆さんに記入していただき、改めて第三者に伝えることの重要性を感じられているようでした。子どもの成長に合わせて追記したり、変更したりしながらより実用性の高いものにしたいと思いました。
次回定例会のお知らせ 4月18日(火) 10:00~12:00 タイムケア事務局「フレンズ」