秋の訪れを感じ始めた矢先、季節外れの台風に驚かされましたが、また新たな台風が発生しているようです。被害が出ないことを願うばかりです。
10月の定例会は初の試みとして、土曜日に開催しました。日頃、お仕事でなかなか参加できない方やお父様にも参加頂き、いつもの定例会とは一味違った定例会となりました。
今回の定例会では、5年後、10年後また自分が75歳になった時のわが子やわが家のことを想像して、将来の理想形や、わが子の今後のことをどのように家族と共通理解していくのかということについて話しました。5年後、10年後のわが子と自分の年齢を書いてもらうと、「え~?!」「はああ~。」と、声を上げる方が多数でした。5年後は今の状況と大きく変わらないと想像される方は多いものの、10年後、さらにその先となるとなかなか筆が進まない方が多いようでした。中には自分の子どもにあったグループホーム探して、自分が元気で動けるうちに入居先がわが子にとって暮らしやすい場所となるよう調整などしていきたいという方もいらっしゃいました。現在、子どもさんがグループホームを利用されている方は、グループホームで安定した生活を送っているものの、週末自宅に帰って来た時のリラックスした笑顔を目の当たりにすると複雑な気持ちになるといった方もいらっしゃいました。また障害特性を考えると集団生活が苦手なため、家事や身の回りのことをできるスキルを磨いて、自宅で障害サービスの支援を受けながら生活してほしいと話される方もいらっしゃいました。
参加されたお父さんは今まであまり子どもの将来というものを漠然としか捉えてなかったが、実際ライフプランシートを記入することによって、改めて深く考えるきっかけになったとおっしゃっていました。5年後、10年後の現実は想像しているものとは違っているかもしれませんが、今回の定例会で子どもばかりでなく自分自身の将来について改めて5年後、10年後そして老齢期と様々な時期に思いを馳せることができました。今後も折に触れて家族で話し合い、まずは子どもの意向を最優先にライフスタイルを決定していきたいと思いました。
次回の定例会は11月15日(水) 13:00~15:00 フレンズ事務局 茂里町ローソン2Fです。お気軽にご参加ください!