仲間同士の優しさにきらりほっと

今年の梅雨は、遅く始まっていきなり大雨が続くだろうと言われていましたが、その通り、短期集中で雨風が強いですね。一年間季節や気候は様々ですが、きらりほっとは、仲間同士の気遣いや優しさの話題が変わらずいつも多いです。

レクリエーションのカラオケでは各班でリクエストを行って歌うのですが、積極的に行われる方とそうでない方といます。Aさんは、Bさんが好きな曲をあえてリクエストをされ、Bさんが喜ばれる姿が見られました。普段はあまり関わりの少ないお二人なのですが、Aさんの優しさを感じました。

Cさんも仲間思いの方で、なかなかリクエストをされない方のことを気にかけてくれる姿があったようです。また、別の場面で、Dさんを給湯室に行くのを促している姿があり、「洗って」と声をかけられていました。Cさんは声が穏やかで、Dさんは耳が聞こえにくい方なのですがCさんとDさんは日頃から仲良しで、「洗って」がよく伝わっていて、手を洗われていました。様子を見ていた私が「Cさんこれできれいになりました?」と聞くと、Cさんが「コーヒー」と言われてよく見るとDさんの口の周りにコーヒーがたくさんついていました。私がDさんの口の周りを拭かせていただくとお二人ともニコニコされていました。

昨年から利用されているEさんはとても明るい方なのですが、気持ちが落ち着かなくなった方に「大丈夫よ、みんな一緒にいるから」と声をかけてくれたり、班の仲間が動き出しに時間がかかっていると明るい声で「〇〇さん行こうかぁ」と声をかけてくれたり、仲間への気遣いを明るくたくさんしてくださっていて、素敵だなぁと思います。

Eさんは調子が悪い日も仲間とのやり取りで気持ちを切り替えられるようになりました。それを「仲間との関わりで切り替わりました」と仲間がいることの感謝を込めながら言われる姿にもきらりほっとします。

集団生活では色々なことがありますが、仲間からの癒しや安心をもらえるのは集団生活の良さなのではないでしょうか。