夢工房みどりの活動リポート『生活支援』

 

夢工房みどりが大橋に移転し生活介護の事業所となってから2年間が経ちました。今回は一日の流れを「生活支援」の視点を交えながらリポートしたいと思います。

《出勤》
9時頃から公用車やマイクロバスが到着します。屋根の下で降りれるので雨でも濡れることなくエレベーターで2階まで上がることができています。

元気な声と笑顔で「おはようございます」という声が響き、一日が始まります。

室内に入る時は、全員手の消毒を行います。

活動室では、連絡帳を出して、それぞれご自分のボックスに荷物を整理します。

朝のバイタルチェックでは検温や血圧だけでなく、表情なども観察し、体調を伺います。

 

《朝礼》
朝の体操後、各班で朝礼を行います。一日の予定を確認し、見通しを持っていただきます。個人目標を立てたり、手足をさすって血行を良くしたり各班それぞれの取り組みがあります。

イラストの入ったボードを使って、今日の自分と班の仲間の動きを確認します。

《活動》
曜日で決まった活動を班で行います。今年度は班同士で合同で行う機会が増えました。仕事やトレーニングは班同士協力して進めたり、レクリエーションは班対抗で班の団結を高めたりできました。

< 仕 事 >       < 運 動 >

    

< 生 活 >       < 余 暇 >

    

 

《昼食・昼休み》
昼食も班の仲間と会話を楽しみながら食べています。食後は全員歯磨き支援を行い、週に一回歯磨きチェックを行います。

昼休みは好きな曲を聴いたり歌ったり、テレビを見たり、文字や絵を書いたりそれぞれ好きなことをして過ごされています。

《掃除・終礼》
活動が終わると最後に10分間の掃除を行います。ほうき・ハンディモップ・掃除機などそれぞれ道具を持って取り組みます。
終礼では今日の振り返りや明日の予定の確認を行います。仲間のよかったところを発表し合ったり、明日の給食を確認したり、翌日の出勤が楽しみになるような取り組みを行っています。

 

夢工房みどりでは「仕事」「運動」「生活」「余暇」を療育活動の柱とし、利用者の皆様に支援を行っています。2年間を過ごす中で、少しずつですがみなさんがより過ごしやすい環境づくりができてきたように感じています。

今年度は班の再編成が行われ、環境が新しくなりました。また、新しい仲間と班という小さな社会での生活が充実できるように支援していければと思います。