綺麗な景色を楽しみながらの忘年会

12月28日(土)は忘年会・親睦会でした。

今回は利用者の皆様、ご家族の皆様、職員を合わせ、総勢70名の方にご参加いただきました。

コロナウイルスによる活動自粛で、ここ数年事業所で利用者の皆様のみで行っていましたが、今年度、ようやくご家族の皆様もお呼びしての開催となりましたこと、職員一同非常に喜びを感じた次第です。

当日は食事会に加えて、カラオケ大会や利用者の方の出し物を披露させていただきました。

普段とは違う会場で、良い景色を眺めながら、ホテルの食事に舌鼓を打つ……数年ぶりに開催したホテルでの忘年会は、とても楽しいものとなりました。

利用者の方も皆さん笑顔で「楽しかった」「また来年しようね」と明るい声をたくさんいただきました。

皆様の協力のおかげで、無事に開催することができました。ありがとうございました。

利用者の方の強みを生かした活動

利用者の皆さんは、それぞれとても得意なことがあります。

今回はイラストが得意なAさんを紹介したいと思います。

Aさんは他の方の特徴を掴むのが得意で、日頃から「〇〇さんは□□が苦手やっけん、こうしたらどう?」などのアイデアを出してくださいます。

その観察力はイラストにも表れていて、似顔絵は相手の方の特徴をとらえていて思わず笑顔になってしまうような素敵な作品を描かれます。

そんなAさんは、レクリエーションや誕生日パーティを運営する余暇活動委員会に所属しており、特技を活かして誕生日者を紹介するパネル作りを行われています。

活動アルバムの写真を見ながら正確に描写し、時折その方のところに行って顔を見ながら描かれます。月によっては大勢の方を描かれるのですが「今月は多かとやもんねー」と笑顔で話されながら、委員会の時間や休み時間を利用して、描きあげられます。

これまでは文字で誕生日者の名前を並べるだけのポスターを掲示して紹介していたのですが、今ではすっかりみどりの名物ポスターになり、毎月誕生日を迎える方のわくわくする気持ちを高めてくれています。

ゲームのひと場面にきらりほっと

今週から急に寒くなりました。11月初旬は「真夏日」などの季節外れの言葉が聞かれた今年ですが、最近「師走の~」とよく耳にし、季節が合ってきたのかなと思います。インフルエンザもすでにちまたで流行しているので、気をつけて過ごしていけたらと思います。

今回のきらりほっとですが、先日班活動で、オリジナルのかるたゲームを使って、かるたを取りながら、危険回避(交通安全)について学ぶ生活支援を行ったときのことです。

かるたと言えば、誰が一番枚数を取れるか競い合うゲームだと思いますが、最初に取られた方が2枚目を取ろうとしてパッと手が止まり、横の方が取るのを見守られました。すると、他の利用者の方が「みんなが取れた方が嬉しいもんね」を言われ、それからはお互いで探しているのを待ったり、ヒントを伝えて取りやすいように声をかけたり、取りやすいようにカードを手が届くところに寄せたりとされ、最後には全員1枚ずつ手にすることができたそうです。

誰かがカードを取るたびに拍手や喜び合う声が挙がり、「みんなが取れて良かったね」と言ってみんなが喜べる時間を利用者の皆さんの手で作られていました。

競い合って楽しむのもゲームの面白さですが、お互いが喜びあえるように思いやる姿にきらりほっとしました。

活動での新たな活躍にきらりほっと

急に冷え込んできましたね。今年は個人的に例年以上に“季節の変わり目”を感じていますが、いかがでしょうか?事業所では日帰り旅行があったり、忘年会や新年親子の集いの準備などバタバタとしながらも、楽しみが多い時期です。

そんな中での今月のきらりほっとです。

私が職員室にいると職員の皆さんから「〇〇さんが今△△の活動を頑張られていますよ」とか「この活動をぜひ見に来てください」と嬉しそうに声をかけてくれます。駆け付けてみるときらりほっとする場面に出会うことができます。本当に感謝ですね。

毎月誕生日パーティがあるのですが、その運営・進行は余暇委員会の皆さんが行っています。飾りつけなどの準備から司会、歌の指揮など様々な役割を持って運営されています。

Aさんはあまり声を出されない方で、文字や現物を見ていただいて行動をしてもらっています。そんなAさんが今月初めて司会をされたのですが、司会原稿を持っていただきマイクを向けると「つぎは、、〇〇さん、、です、、よろしく、、おねがい、、します」とはっきりと言われていました。「施設長~」と私も呼ばれていくと、何年か前の旅行のカラオケ以来かな?というくらいに、いやその時以上にはっきりとした言葉で、しかも司会進行をされている姿に感動しました。その場にいる全員が言葉に聞き入って歓声があがっていました。Aさんご本人は特別なことはされていないというご様子でしたが、歓声に包まれた雰囲気には喜ばれているようでした。

また、Bさんはこれまであまり積極的な参加をされていなかったのですが、誕生日の方へのお祝いコメントの後にマイクを向けると「ありがとぅ」と優しい声で言われ、3ヵ月前くらいから”ありがとう”と言う役を担っています。それも素敵な姿で、Bさんが「ありがとう」と言われるたびに温かい雰囲気に包まれます。

日頃から活動の中で、できること・得意なことを活かしていただくように支援していますが、できるんじゃないかなぁということにチャレンジしてもらったり、ご本人ができると自信を持てるように支援できると、新たな発見とご本人の取り組み方が変わって、またそれが職員にとってきらりほっととなっています。

 

大掃除をしました。

今年も夏の大掃除を行いました。

床のワックスがけを職員が夕方に行うため、日中の大掃除では主に『ほうきちりとりを使ってゴミ拾い』『普段あまりかけない床の雑巾がけ』『物品の配置の整理』を行いました。

普段から綺麗にしてあるつもりでも、目の届かない箇所にはゴミが溜まっているものですね。

「ほら、そこも汚れとる!」「雑巾がこんなに黒くなったよ」と話されながら、皆さんで取り組みました。

途中、「疲れた~」という声もあがりましたが、同時に「もうすぐ盆休みやけん頑張らんばよ!」「みんなで綺麗にせんばね~」と、仲間内で励ましあう声が聞こえました。

皆さんががんばってくださったおかげで、夢工房みどりはとてもきれいになりました。この『きれいなみどり』を維持できるよう、日ごろからの掃除をがんばりたいと思います。

仲間感にきらりほっと

夢工房みどりのモットーは

「心豊かに、そして働く喜び感じながら、地域で生活していくことを支えていきたい」

「誰でも自分らしく過ごせる『居場所』でありたい」です。

先日職員会議で「ダウン症のある人たちが集まるイベント」の動画を視聴し、eラーニング研修を行いました。とても明るい雰囲気で様々な取り組みが為されていましたが、その参加理由の中で「友達と会うのを楽しみに来ました」という言葉が多く聞かれました。

「ここに来たら安心できる友達や仲間と会える」ということは、お一人おひとりの居場所となるためにとても大切なことの一つかもしれません。

また、職員から「モットーの『喜び感じながら』という部分は利用者の方にとっても職員にとっても大切だ」と意見が出ました。喜びというものも大切にしたいですね。

 

そういうことを考えつつ、今回のきらりほっとです。

事業所では3つの班で活動しています。それぞれの班の中では仲間意識が高く、共に協力したり、思いやったりされている姿を目にします。

 

Aさんが何だか動きが硬いときがありました。「どうしたのかな?」と職員がつぶやいたら同じ班の仲間が、こうなんじゃないかなぁという理由を教えてくれました。その後Aさんに優しい言葉で次の行動を伝えてくれていました。仲間が伝えてくれることで、安心して動けていました。

Bさんは利用者の方同士だけでなく、職員も含め様々なところに気を配ってくれます。最近はその優しさを言葉にして伝えてくれることがさらに多くなっていて「いいこと、楽しいことばいっぱい考えんね。嫌なことは考えない!」と優しく鼓舞してくれました。その一言で頑張れます。

職員のことですが、Cさんが連休後勘違いして多く休まれたのですが、出勤前日に職員の終礼で「Cさんはとても真面目な方なので『どうして来なかったんですか~』という言葉をかけるとショックを受けるかもしれないので、休まれたことには触れずに話しましょう」となりました。大切な配慮だなぁと私がきらりほっとしました。Cさんはやっぱり気にはなっていたのか出勤後すぐに「ゆっくりしとったとさ~」と言われたようですが、雰囲気は明るかったようで、その姿にもきらりほっとしました。

事業所での時間は一日の3分の1の時間を占め、その時間が充実することは生活の中でとても重要だと思います。お互いの優しさや思いやりで、仲間感を感じながら喜びのある生活を送りあえていることを感じると、とてもとてもほっとします。

 

 

みどり夏まつり

コロナが流行し始めた令和3年に、事業所でできる活動をと考えてスタートした夏まつりも、今年で3回目となりました。今年は各班がそれぞれの出店を運営するのではなく、ゲーム屋とジュース屋の2店舗を順番でどの班も運営するようにしました。同じ内容でも役割が工夫された各班の特色があるお店となりました。

ゲーム屋

  

ジュース屋

  

最後は恒例の、花火大会の鑑賞を20分ほど行いました。「お忘れ物の無いようにお帰り下さい」と、実際の花火大会さながらの職員のアナウンスが館内に流れ、笑いの中、幕を閉じました。

 

事業所で出店や花火鑑賞などを行う夏まつりはコロナになってから始まった活動です。これからは少しずつ以前の活動も行えるようになると思いますが、この2~3年で培った事業所で季節感を大切にした活動づくりは今後も活かしながら、より楽しめる活動を行っていきたいと思います。

 

 

 

 

会話や言葉にきらりほっと

職員は、利用者の皆さんの言葉から元気になれることがたくさんあります。

Aさんは本人活動でも意欲的に取り組まれ、仲間からの信頼も厚い方です。担当の職員が他の利用者の方とずっと一緒に別の部屋で過ごしていると、「〇〇さん(担当職員)、活動に入れんやろ。△△さん(他の職員)がおるけん、活動は大丈夫やっけん」と言いに来てくれました。担当職員は活動のことも気になっていたので、その一言を伝えに来てくれてとても有り難かったそうです。

Bさんは利用当初はご本人からの会話が少ない方でしたが、先日雨がひどかったときに、「大丈夫でしたか?」と声をかけると「遅れるかと思って一生懸命来ました」と言われました。気さくな会話が増えて嬉しいですし、一つ一つの会話が魅力的できらりほっとです。

Cさんは来客があると必ず見送りを行ってくれます。「じゃあね、バイバイ」と言ってエレベーターまで来られるのですが、いつ頃からか「じゃあね、バイバイ。気をつけてね~」と言われています。「気をつけてね~」と一言加わることで、声をかけられる人はとても嬉しいと思います。

言葉だけでなく、ジェスチャーや筆談で伝えられる方もいますが、やり取りの中で、伝わった・わかったを繰り返すことで、よりうまく伝えられるようになっているように感じます。お互いの心の安心感も、意思疎通をより豊かにしているように思うと、利用者の方の優しく魅力的な伝え方にも、職員がそれに喜ぶ姿にも、きらりほっとします。

春祭り

5月13日(土)に春祭りを行いました。
午前中の創作の活動では母の日も近いということで、ご家族に感謝の気持ちを込めてカーネーション作りを行いました。

午後からのレクリエーションでは、以前盛り上がった”おにぎり神経衰弱”を今回は職員の顔写真バージョンで取り組みました。

「〇〇さんだ!」などの声が聞かれ、みなさん楽しく参加されていました。

新たな発見、新たな変化にきらりほっと

たくさんの方が一緒に過ごしているので、毎日違う色々なことが起きます。それに対して「同じ毎日じゃ無いのが逆に魅力だ」と言った職員がいました。面白い感想だなぁと思ったのを覚えています。

日々の様子も違うのですが、さらにこれまでの歴史を振り返ると利用者の方の様々な変化に気づいたり、今もなお新たな発見があります。

毎日明るい声が聞こえるA氏は「以前に比べ動きが機敏になりました」ときらりほっとで挙がったのですが、さらにその以前は一日中ウトウトと眠そうにされていました。もっと昔を思い出すと、ほとんど話をされず、いつもこだわりのジャケットを着てじっと立っておられました。こんなにも明るく、ご自分で機敏に行動されるようになられたことに、その当時から考えると、すごいことだなぁと感じます。

職員室に何か物を欲しいとB氏が来られるのですが、何を欲されているのだろうとわからないことが多いです。しかしある日、拳を口元に作りながら伝えてこられました。もしかしてマイクかな?とお渡しすると、スッキリした笑顔で受け取られました。上手く伝えてくださったなぁと感動しました。

Cさんは目が見えない方で、言葉でのやりとりが難しく、昼食の時に職員が食事の介助をさせていただいています。声かけを行いながら支援を行っていて最後の一口をお渡しするときに「Cさん、最後です。ご飯ですよ」と言いながら食器をお渡ししました。ご飯を口に入れられた後、食器を私に渡して、その後手をパッと合わされました。ごちそうさまとされているようでした。「最後です」という言葉が伝わったのかな?とビックリしました。初めてのことでした。

Dさんは食事に偏りがあり、事業所のお弁当を全く食べられない時期がありました。給食になってから5年が経ちますが最近完食できる日が見られてきました。一品でも食べれたら十分かなと思っていましたが、ずっと支援を行う中で決して無理することはせず、しかしタイミングをうまく見つけて行った声かけをDさんが受け入れてくれました。私は一品でも十分と思っていた方なので、十分だという考えが、それ以上は無理だろうという諦めと同義だったのかもしれないなぁと学び、予想だにしなかった変化に驚きました。

長崎市手をつなぐ育成会には職員行動規範というものがありますが、他に「本人活動について~今後の職員の支援のあり方~」というものが作成されています。その文章の中に、「支援者は本人の内在する力を信じることが大切だ」と書かれてあります。新しい発見や新しい変化を逃さずに、そしてその機会をつくるための支援には、お一人おひとりと丁寧に関わり、伝えてくださっていることに気持ちから耳を傾け、できる・できないとか好き・嫌いだとかを職員が決めつけずに、信じて関わることが大切だなぁと思いました。

この仕事は発見や変化を感じられる、きらりほっとすることが多い仕事だなぁと改めて感じました。みなさんもぜひ福祉の職員になってみられませんか?