11月21日に5年以上勤務の職員対象に「中堅職員研修会」が開催されました。
今年度は自分を振り返ることを目的として、前半は法人の全職員が共有している日常の指針である「育成会職員行動規範」の理解について、後半はそれぞれの職員のもつ“強み”について振り返るというプログラムでした。
「職員行動規範についての理解を深める」では、“育成会の理念”と“職員行動規範”の文章を虫食いテスト形式にして、言葉を埋めてもらいました。
普段事業所でも読み合わせなどを行っているためか、けっこう埋めることができていたようです。解答を見合わせながら「あぁそうか!」という声も出ていましたが、「私はやはり地域との連携は大切だと思う」など日頃からの思いを伝えたり、一つひとつの意味を改めて考える機会にもなりました。
「自分の『強み』について」は、事前に「自分の強みは何か?またそれを活かせているか」について考えてきてもらい、それを発表し合いました。
振り返りや反省も必要も大切なことです。しかし、苦手なことや弱みばかり見ていてもよい支援には繋がらないと思います。特に中堅ともなると自分の強みについて自信を持ってアピールすべきであり、今回の取り組みを行いました。またそのような先輩職員の姿に後輩職員が刺激を受け、現場の向上に繋がると思います。参加者同士も発表をし合いながら、お互いの強みを知り、また自身の強みを確認できる時間となったようです。
今年度の職員研修のテーマは「利用者の幸せのために」です。今回の自分を振り返るプログラムもぜひ「利用者の幸せ」に繋げていければと思います。