平成28年3月19日(土)に、平成28年度新任職員研修会が開催されました。
平成28年度4月から新規採用となる職員と平成27年度中に採用された職員が対象となり、今回は20名の参加がありました。
長崎市手をつなぐ育成会の職員となるにあたって、最初に理解しておきたい内容が組まれており、毎年内容の調整は行いながら同じプログラムで行っています。
育成会の歴史について昨年度に引き続き谷理事長に話していただきました。事業の展開を知るだけでなく、実際にその現場に携わってこられた理事長の話は、その時その時の想いが含まれており、当時のたくさんの方々の想いや願い、ご尽力があって今の法人があるのだと感じさせられました。今働いている私たち、また今から働く新任職員のみなさんが、利用者の方への思いを持って、これからも福祉や法人を作っていきたいと思います。
育成会職員行動規範は、職員としての基本的な考え方や姿勢、具体的な行動の規範を示したものです。一文一文について説明が行われ、これから育成会職員として勤務するにあたって常に傍らに置きながら内容の理解を深め、利用者支援に活かしていってほしいと思います。
社会システムの理解では法人で作成したビジネスマナーハンドブックに沿って、社会人として働くにあたっての基本的なマナーについて読み合せを行いました。基本的な内容ですが気持ちよく仕事を行っていくためにマナーは必要であり、ぜひ身につけていってほしいと思います。
最後の「自己覚知」では自分の長所と短所を挙げ、グループで発表し、最後にこれから働く事業所の管理者から対象者の役割と期待しているところを聞くという内容を行いました。その中で自分から見た自分と他者から見た自分を知り、これからの目標を持つことが狙いです。管理者からの期待の言葉で意欲が一層向上できた様子でした。また、長所と短所を伝え合うことで、同期となる職員同士がお互いのことを知りこれからの繋がりになっていければと思います。
また、新しく法人で一緒に働く職員が増えました。育成会職員としての誇りと責任を持って、利用者の幸せのために尽力していってほしいと思います。