平成29年3月20日(祝日)に平成29年度新任職員研修会が開催されました。平成29年4月から新規採用となる職員と平成28年度中に採用された職員が対象となり、今回は14名の参加がありました。
長崎市手をつなぐ育成会の職員となるにあたって、最初に理解しておきたい内容構成になっており、今回は支援課長会が主催して行いました。
育成会の歴史
谷理事長から話していただきました。東京の知的障がいを持つ子どものお母様達の小さな運動から育成会活動が始まった事など、長崎市手をつなぐ育成会の歴史について、パワーポイントを使い写真で当時を振り返りながら、多くの方の想いや願い、そして尽力があって今の法人があることを熱く話していただきました。新任職員の皆さんはもちろん、長年働いている職員にも心に響く内容でした。
育成会職員行動規範
育成会職員行動規範は、職員としての基本的な考え方や姿勢、具体的な行動の規範を示したものです。今回は、皆さんに一文ずつ読んでもらいながら、エピソードを交えた説明を行いました。これから育成会職員として勤務するにあたり、常に傍らに置きながら内容の理解を深め、利用者支援にあたってほしいと思います。
社会システムの理解
今年は、新社会人としてのスタートを切る方はいませんでしたが、育成会ならではのルールもあり、法人で作成した「ビジネスマナーハンドブック」に沿って、再確認の意味も込めて読み合わせを行いました。基本的な内容ですが、しっかりとマナーを身につけ、人間関係を円滑にして仕事をスムーズに行っていってほしいと思います。
個人ワーク
自分自身を振り返りながら「仕事に生かせると思う長所」と「気をつけたいと思う短所」について書き出してもらいました。自分を知るという事は、意外と出来ていない部分であり、今後も時々振り返りながら仕事に生かしてほしいと思います。最後に、各事業所の管理者から、これから働いていくにあたり、期待する事やエールを書かれたメッセージが一人ひとりに渡されました。内容に感動し涙を見せる方もいるなど、皆さん今後の仕事に対する意欲を高め研修会を終えることが出来ました。